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から3 トロイ♪

昔、3人の女神がだれが一番美しいかということで争った。ゼウスの妻ヘラ、知恵の女神アテナ、愛の女神アフロディテはトロイの王子、パリスに審判を頼んだ。
しかし、自分を選んでもらいたい彼女らはそれぞれ密約を持ちかける。ヘラは世界の支配権と富とを、アテナは知恵と戦いの勝利とを、そしてアフロディテは世界一の美女を約束した。アホなパリスは(若かったのねえ、もうちょっと年がいってたら絶対ヘラの賄賂を選ぶわよね…)アフロディテを選んで金のリンゴを渡し、絶世の美女ヘレネを与えられた。
ところがこのヘレネ、スパルタの王妃で夫も子どももある身。それを強奪したわけで返せ返さぬから起きた10年の長きにわたる戦争がトロイ戦争。
ギリシャ軍は最後の手段として大きな木馬を作って中に兵士をひそませ、自分達は退却したようにみせた。トロイ軍が戦利品として木馬を場内に引き入れ、偽りの勝利の美酒に酔いしれて寝込んだ夜更け、木馬の中から出てきた兵士達が城門を開き、ギリシャ軍が襲いかかった。かくしてトロイは滅亡…というのがイリアスに書かれたトロイの物語…


で、それを幼い頃から寝物語に聞き いつかは自分の手でトロイを探し出すと誓ったのがシュリーマンでした。彼はあちこち発掘してまわった揚げ句に目をつけたのが、ここヒッサリクの丘でした。
さあ、トロイです!!

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ゲートを入ったすぐの所にあった大甕です。

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城壁です。ここは9つの都が積み重なっているのです。
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シュリーマンがトロイだと断定したのは石にILIOSと刻まれたのを見つけたからでした。イリオス=トロイの古名です。これはそれをあらわす説明札です。上の手はガイドのタネルさんです。

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東の塔と城壁、紀元前1900~1300年頃のもの。2つの城壁にはさまれた通路には門を作って、敵の侵入を食い止められるようにしてありました。

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丘からの眺めです。遠くにエーゲ海が広がっています。ここはトルコの西のはずれ、ということは朝日は陸のほうから昇ってきます。でも映画「トロイ」ではカリブ海で撮影したとかで、海から朝日が昇ってきたんですって。西が海ですもの、ソレを見ただけでトルコの人達は嘘だ~ってなったってタネルさんが言ってました。

川があって四方が開けた日当たりのいい丘の上、これだけ条件が揃っているので幾度も同じ場所に都市が作られたのでしょうね。トルコは日本と同じように地震国です。戦争の他に地震で滅びた場合もあるようです。

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ここは年代の違う都が重なっているのが見える場所です。左上の水色の板に「Ⅸ」真ん中へんに「Ⅲ」右手に「Ⅳ」それぞれの遺跡が重なっているのです。紀元前3000年~400年くらいまで、気が遠くなるような年月です。

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シュリーマンの穴。彼は作業工が何かを見つけたのを確認すると、その日の仕事を終わりにしてみなを帰しました。そして奥さんに一番大きなショールを持ってこさせるとここを掘り、後に「プリアモスの黄金」と呼ばれる財宝を掘り出し、ショールに包んでこっそり持ち帰ったのでした。

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           プリアモスの財宝を身につけたシュリーマンの若い奥さん。

彼はその宝を勝手にドイツに持ち帰り、トルコが長年返還を求めていたのですが、それがとうとう帰ってきて今イスタンブールの考古学博物館にあるのですって。見てみたいです。

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さて、ここは聖域と呼ばれる場所です。いけにえを捧げる儀式を執り行ったところです。奥が祭壇、手前の丸い2つは井戸(血が流れますからね)
かのアレキサンダー大王もここで供物を捧げたそうです。第Ⅷ~Ⅸ都市の時代、ギリシャの都市だったころの遺跡です。

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井戸のふちにとまっていたトルコすずめ。日本のスズメより細目で色も薄いです。ハワイのスズメもこんなだった。…とかいって、全然違う鳥かも??

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門の坂道です。木馬はここから城壁の中へ引き込まれました。

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イダ山の松の木で作られたという木馬。中は階段が急です。

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11年前は入ってみなかったので、今回は階段上って入ってみました。ついでにサングラス描いてみました(^_^;)

10年(正確には11年)たって、確かに発掘は少しだけ進んでいました。第Ⅰ期の城壁が復元されていましたし、踏み荒らされないよう木道を設置したり、ゲートも作られていました。
あと10年…は無理っぽなので、あと5年たったらどうなってるかまた行ってみる予定ですが…どうなりますやら。

ひえ~、暑い日でした。あと1時間バスに乗って今夜はアクチャイに泊まります。エーゲ海に面したリゾートホテルです。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by 5pleiad-subaru | 2008-08-31 21:55

から3 ガリポリの戦い

イスタンブールからマルマラ海に沿って走ってきた私たちのバスは、チャナッカレ近くでフェリーに乗り込みます。対岸まで30分。
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船の後部です。見えている岸はヨーロッパ側。
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3階になっているフェリーの最高部です。
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ダーダネルス海峡を渡るだっちゅ★


近くのレストランkolinでお昼ご飯です。
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レンズ豆のスープはレモンをしぼっていただきます。メインはタラのソテー、ムール貝の串揚げにチーズパイ。

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トルコのビールでポピュラーなのがこのエフェスビール。エフェスは有名な遺跡です。

デザートはあまあま(>_<;)。一般にトルコのお菓子はものすっごく甘いです。チャイ(紅茶)もちっちゃいカップにわんさと角砂糖を入れます。これは焼き菓子に濃い砂糖水を沁み込ませたもの。スイートポテトっぽいのとか、微妙に味が違います。1個半でギブアップ。

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レストランkolinです。海峡をのぞむシーフードレストラン。

ここの対岸に描かれた絵が見えます。
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どうしても撮りたくて、集合時間まで4分あったので海岸まで走ってズームいっぱいにしてやっと撮れました。「我らここに戦えり」みたいなことが書いてあるようです。

ここはガリポリ(トルコ語ではガリボル)第一次大戦の激戦地です。
英国のチャーチルがイスタンブール占領を目指してガリポリ上陸作戦を企てました。ニュージーランドやオーストラリアからたくさんの兵士がここに送られて戦いました。
結局はトルコ軍がここを守り抜き、連合軍は撤退を余儀なくされます。この敗戦により、チャーチルは失脚。
このときトルコ軍を指揮していたのが、若きアタチュルク(ムスタファ・ケマル・パシャ)でした。
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…げじげじ眉毛…意志の人って感じですね。

ガリポリでは辛勝しましたが、戦争は連合国側の勝利に。
オスマントルコのスルタンは祖国を売り渡して自分の身の安全をはかろうとしました。
そこで立ち上がったのが、このケマル・パシャ。彼はトルコ共和国を打ちたて、首都をイスタンブールからアンカラに移し、アルファベットの使用を定め、女性参政権の確立、政教分離を行ったのです。すごいね。建国の父、今でもトルコのお札は全部彼の肖像です。どこでも肖像画や銅像が見られます。
1938年彼が亡くなったイスタンブールのドルマバフチェ宮殿の時計は、その時刻9時5分を指したままとめられているのです。

いよいよトロイで~す!!
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by 5pleiad-subaru | 2008-08-28 21:00

から2 イスタンブールのホテルは結婚式♪

飛行機はイスタンブール、アタチュルク空港に降り立ちました。
アタチュルクというのは、建国の父と讃えられるケマル・アタチュルクのことです。彼についてはあとで触れようと思います。

空港で待っていてくれたのはこれからすっとガイドとして同行してくれることになる、タネルさん。バスに乗り込んだ私たちは、イスタンブールの旧市街にあるホテル、ホリディ・イン・シティに向かいます。ドライバーはムスタファさん。よろしくねっ♪


ホテルの部屋に落ち着いて、ふと気が付くと外から賑やかな音楽が…何?
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窓からのぞくと ホテルの中庭で結婚式の披露宴が行われていました。花嫁さんも輪になって踊っています。宴は夜遅くまで続きました。

翌朝は6時モーニングコール、6:45荷物出し。出発は7:45です。朝ご飯、朝ご飯♪腹が減っては戦はできぬ(^^♪
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もちろんお昼も夜も美味しいのですが、私はホテルの朝食が大好き。

c0177361_21145718.jpgトルコはね、パンがとても美味しいの。
小麦の産地ということもあるのでしょうか、なにもつけなくてもふわっとしていて噛むと味わいがあります。
ジュースはチェリージュース。
トルコはジュースも美味しいです。桃、あんず、ザクロ♪
チェリージュースはポピュラーで、朝ご飯の時はオレンジと並んでいつもありました。
こっくりしてて色もきれい♪
果物もうれしい、スイカやメロンが美味しいのです(^^♪





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手前左からスイカ、グレープフルーツ(食べたいけど、私は薬とケンカしちゃうんで食べられません)、メロン。スイカの後ろでスプーンがついてるのはリンゴなどのフルーツを細かく刻んだもの。
見ていただきたいのはその後ろ、四角い茶色いもの…蜂蜜です。巣ごと木枠にかけて下げてあるのです。


チェックアウトを済ませて外に出ましょう。
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泊まったホテル、一応★★★★★。ホリデイ・イン・シティ。

あ、これも載せておこう。
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玄関に飾ってありました。何に見えますか?
これ、靴磨きの台です。もう少し小さいのを持って街中でお仕事してるのをよく見かけます。
靴クリーム?がずらっと並んでいます。

これが私たちが9日間お世話になるバスです。
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そしてこれはホテルの前を縄張りにしてるらしいアメショもどきちゃん♪
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目のまわり、くっきりアイライン入ってます。このあと私のカメラ(ソニック)の下げ紐にじゃれてきました。じゃれてるとこをちびカメラ(テイルズ)撮ったりして(^^♪


今日はトロイまで350kmの移動。観光後今夜泊まるアクチャイまで更に50km移動です。
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車窓の左にマルマラ海を見ながら走ります。今私たちはヨーロッパ側にいますが、この先ダーダネルス海峡をフェリーでアジア側に渡ります。
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お昼ごはんはお魚料理です♪
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by 5pleiad-subaru | 2008-08-26 20:54

から1 旅立ち♪


黒猫のことをトルコ語でkarakd(カラキディ)と言います。カラが黒キディが猫。
私のブログは本館は『のあ』で、旅ブログはそれぞれの国の黒、イタリア『ねっろ』、ロシア『ちょるに』、韓国『こむん』と数えてきましたので、今回のトルコの旅は「から」で数えていきますね(^^♪ (『』の中をクリックすると それぞれの旅ブログに飛びます)


…ということで、参りましょうか。“夢のトルコ9日間”の旅です♪
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朝7時30分の成田国際空港第1旅客ターミナル4F 北ウイングGカウンターです。暗くて見えませんが下の段には「洞窟ホテルと5つ星ホテルに泊まる 夢のトルコ9日間」と書いてあります。


受付を済ませます。
今回の添乗員はK島さん。てきぱきとした若い女性です。総勢29名、さまざまな年のカップル、夫婦に息子2人の4人家族、伯母と姪、女友達の2人組、3人組。女性のひとり旅の人もいます。トランクを預け、手荷物検査、出国審査と進んでいくうちにだんだん実感が湧いてきます。
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私たちが乗る大韓航空706便です。はからずも 去年韓国に行った時に乗った便です(^_^;)
トルコに行くのになぜ大韓航空? ごもっともです。私も直行便トルコ航空で行きたかった。
予定を立てるとき、KKの休みの都合でどうしてもこの日取りになってしまったのです。後悔するのはもう少し後になります。


飛行機は9:30、無事離陸。ソウル、インチョンまで2時間25分です。途中で機内食が出ます。
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パン、煮た鮭とご飯と野菜。フルーツゼリーに真ん中の銀色のは水です。お味はまずまず♪


今を去ること11年前の1997年、「トロイを見たい」というKKの希望で私たちはトルコに旅行しました。トロイがどこにあるかも知らなかった私たち、てっきりギリシャかどこかだと思っていました(^_^;) それはそれは思い出深い旅行でしたが(チャナッカレのホテルでTVをつけたとたん、ダイアナ妃の自動車事故のニュースが目に飛び込んできたことを、今でも思い出します)、トロイを見たときこう言われました。「ここはまだまだ発掘中である」と。
なにせ9つの都が眠っているのです。そのほんの少ししか日の目を見てはいないのです。
「10年たったら発掘はもっとすすんでるかな」「じゃあ、10年後にまた来よう」そんな約束を果たすために、実はきっかり10年後に当たる去年トルコ旅行を予定していました。
ところがところが、急な話が持ち上がり、予定はおじゃんになりました。だから今年は11年目の正直、リベンジなのです。

c0177361_181523.jpg仁川(インチョン)国際空港に到着。アジアのハブ空港を自負するだけあって大きい空港です。ここで乗り換え2時間25分待ち。
ここでまた荷物検査。
液体は手荷物に入れられないからやっかいです。お茶、お水はもちろん 目薬、歯磨きチューブ、リップグロスもダメ。50cc以下のものだけビニールのジッパー付き袋に入れて通ります。
飛行機で出たお水を持ってきてしまってどうしようと悩んでる人がいたので、私の袋に入れて通し、後から返してお礼を言われます。







うふふ、KKの赤いバッグに乗っているのは黒猫“だっちゅ”です。のあの影むにゃ“だっしゅ”の弟分。今回モデルに連れてきました♪
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14:20やっとこイスタンブール行きがテイク・オフ。
機内ではiPodを聞きながら、ひたすら寝ます。ここでちゃんと寝ておくのがあとの元気の素になります。GOSとスタレビと平井堅をシャッフルで♪

ざっと11時間半。着く前に機内食があと2回出ました。
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さっすが大韓航空♪ビビンパだよん。具にご飯を入れてまぜまぜ、チューブのコチュジャンとパックのゴマ油で味付けしていただきま~す。(^^♪ワカメスープもついてるの。

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こっちはチキンと栗の煮物。セロリのサラダ、オレンジとメロン。

文明の十字路、イスタンブールはもうすぐです。
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